もの持ちのいい生活

かずみっち

2010年08月23日 12:32



こんにちわ
佃です

お盆を超え
多少は涼しくなりましたが、
まだまだ暑いですね


長持ちする家づくり・・・

これを書こうと思います


先日あるお客様で、
こんな話をしていたお客様がいました。

「ハウスメーカーで建てて、
30年しか持たない・・・。
でも、現実的に考え、
30年後、
ぼくの子孫が家を立てられるかどうかわからない。」

「多少値段が高くてもいい
ちゃんとした家を建てたんです」



と言っていたお客様がいました。


このお客様は、子孫に家を受け継いで
もらえるように、ちゃんとした家を立てました。

そうです!
建物に資産価値を求めたわけです


前にもお話をしましたが、
ハウスメーカーの家は、
30年もてばいいような感じで
作られているところがほとんどです。

でも、先日も書きましたが、
木でできている木造建築物
東大寺・法隆寺のようなお寺・神社
京都や奈良の古い街並みにたたずむ建物
何十年何百年と古くからある建物

なんで、
何十年も何百年も建物を保つこと
出来るのでしょうか?


昔の建物
想像してみてください

石器時代
最初は、風雨をしのぐために
四方をかこっていたのかもしれない。

そして、

竪穴式住居

木造の高床式倉庫

木造の住居

現代は、
木造・工業製品

時代は変わったものです。


では、江戸時代以前の
木造の建物は、わかりやすく言えば、
屋根は瓦
柱や梁、壁、床、建具は木
ふすまや壁は紙
壁は漆喰や土
基礎は石
たたき(土間)は土
でできていました。


日本は、四季があり高温多湿で、
いい気候のときばかりではない。

梅雨もあれば、台風も来るし
雪が降ったり、風が強い時もある。

日差しや雨や雪をよけ
冬の寒さ・夏の暑さから身を守り
梅雨時・台風時の湿気、冬場の乾燥に
耐えうるような家づくり
をしていた。

先人たちは、太陽・月・雨・雪・風とのかかわりを
受け継がれた経験から
木材の性質
紙の性質
土の性質
石の性質

雨や日差しをよけ
湿度調整ができる


けして
基礎にコンクリートを使っている
わけでもなければ、

壁にビニールクロスやプラスターボード
という工業製品を使っているわけでもない。

先人の時代には、無論こういう製品はなかった。

そして、
下地材としての木材は、工業用製品で
木材を隠してしまってこともなかった。


工業用製品のすべてが悪いわけではないが、
人は、自然の中で生かされているわけだから
自然の素材を使い
太陽・月・雨・雪・風をうまく取り入れれば
長持ちのする家は作ることが出来るであろう。

そうすれば、
シックハウス症候群になることもないし
わざわざ、
換気扇をつけたり24時間換気システムなんてしなくてもいい


そして、
資産価値のある家としての役割を求め
息を吹き込むのならば、
使う側にも当然覚悟がいる。

住まう側が、周りの自然景観と調和し
太陽・月・雨・雪・風と同じように
自然の一部になれれば
と思う。


少し難しかったかなあ・・・


要するに
自然の一部になれれば・・・




じゃあまた!









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