お客さまにとって

かずみっち

2010年08月04日 15:09


(JR 橋脚にコンクリート表面保護材施工)


こんにちわ
佃です

某ハウスメーカーさんの仕事をしていて
ここ最近感じること。

お客様のおうちやお庭を施工していて
ふと思った。

実際にこの現場の工事を施工しているのは、
各専門工事業者で、
ハウスメーカーではないということ。

実際にハウスメーカーは、何をするのか。
私たちの業種(庭づくりやコンクリート工事、左官工事・・・)では、
何をするのか・・・高さを決めてくれるのか
位置を決めてくれるか・・・

もし何もしないのなら
ブローカーと同じ。工事仲介業。工事あっせん業。

工事請負代金の中から専門業者の工事代金を抜いた金額を
持って行くだけ。

そのお金は、当然お客様から出ていくお金になる。

ハウスメーカーがいなければ
当然そのお金はいらないお金になる

しかも工事を受注するために、
新聞TV等への広告。

これだって不要なお金。


であれば、必要なのだろうか???
ハウスメーカーって・・・ってなる。

ハウスメーカーが、
お客様によりいいものを提供をするのならば、
お客様と専門業者の橋渡しができていなければならない。


お客様に喜んでもらえるように
いい仕事を専門業者にしていただくことはもちろん
ハウスメーカー側でも、できる仕事
やらなければならない仕事はやらなければならない。

専門業者に頼りすぎているハウスメーカーが多いと思う。
俗に言う下請け任せ。
専門業者は、
お客様(ここでは、お施主様ではない)であるハウスメーカーに
にとって使いやすい業者でいようと努力をする。
言い換えれば、ハウスメーカーがやらなければならない仕事も
積極的にやる。

そこには、お客様の利益を考えることはなく
ハウスメーカーの忙しいという言い訳で
責任の所在を専門業者に押しつける。

専門工事業者は、次回の仕事をもらうために
ハウスメーカーへのゴマをスルという
そこには、双方において、お施主様の利益などは考える余地もなく
お互いの利益に基づいた構図が描かれている。

本来のお客様であるお施主様に気を使うのではなく
ハウスメーカー担当者に気を使うのである。

専門業者は、現場の施工に一番の気を使うのが常であって、
専門業者が現場において十分に技術を発揮できるように
ハウスメーカーが専門業者に一番に
気を使うのが常でなければならないと思う。

それが専門業者が現場ではなく、
ハウスメーカーに一番気を使うのであれば、
気の使う順序が違うわけであって
こんなことで、はたしていい建物
いい庭づくりができるのだろうか?

と、少し疑問に思う。


でも多かれ少なかれ来れが現状なのだ。

これでは、お客様がかわいそうすぎる



有限会社佃工建  建設事業部
TEL053-594-1590
FAX053-594-6901
mail to: tsukuda-const@ka.tnc.ne.jp













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