2009年03月05日
リフォームをする時、これだけは知っておきたい
こんにちわ
佃です
見積もりに追われこんな時間の更新・・・
先日、あるお同業者からのお話。
建物やエクステリアは、人と同様に
日々老化、劣化や退化の方向に向かっています。
これを前提に聞いていただきたい。
リホームは、基本的に築後何年かしてから
室内外問わずに改装改修等工事をすることを言います。
建ててから時間の経った家をリホームすることは、
新築時の構造や美観上健全な状態で工事をすることではないんです。
そのため、建築後におこる、
地盤沈下振動により家が傾いたり、水道管の劣化による漏水
使用による建具や床壁のキズ・クラック(ひび割れ)、
大気の汚れや紫外線劣化による外壁の異常等が
発生します。
そのため、新築時のようにキレイに改修改装工事をするのですが、
ここ最近多いのが、
リフォーム工事におけるトラブル
リフォーム工事のトラブルでも、ちょっとした行き違いで業者と顧客の信頼関係が崩れ、
リホーム業者とお客様との間でのコミュニケーション不足や
思い込みでの、言った!言わない!
完成し出来てみて、思うような物ではない・・・
思った形でない。
見積金額と請求金額が違う
等々いろいろあります。
築10年の建物の床のフローリングの張り替えの工事の際
住宅の基礎が傾いている現状で、
床張り替え後、ビー玉が転がる。
築5年の建物の外壁のひび割れ補修に伴う外壁の張り替え工事の際
住宅の基礎が地盤沈下をしている現状で
外壁のジョイント部分がキレイにそろわない。
築15年の建物内に敷設してある水道管の漏水修繕の際
海辺の地下水位の高い場所で鉄管を地面に敷設をしたため
水道管が腐食。その水道管を新設の水道管につなぐのだが、
建物基礎に貫通しているためにつなぎ込みができなくて、
日常生活に支障の出ない箇所の水道が使えない。
築18年の建物のタイル外壁のクリア塗装工事の際、
タイルの汚れがタイル表面に付着している現状で
汚れを洗浄・塗装後、思ったほどきれいになっていない。
リホーム業者とお客様のコミュニケーション不足によるトラブルの例です。
お客様にするとけして高くない金額で工事をするのですから、
ある程度納得して工事をしたいもの
しかし、このようなことを見たり聞いたりすると
ちょっと悲しいです。
少なくとも、リホーム業者は、お客様の不満を解決しようと思い、
もつべく知識やスキルの上で、リホームのご提案をします。
言い換えれば、お客様によかれと思う気持ちを持つわけです。
とはいえ、
リホーム業者の単純なミス
リホーム業者がお客様のニーズをきっちりと
答えることが出来ない
リホーム業者とお客様の間で
思うようにコミュニケーションがとれなかったり、
お客様自体、リホームをすることで、
キレイになるんだ!という夢と希望で創造し、
実際出来上がったところで、思い描いていたものとはるかに違うものができ
思うものができなかったというお客様の思い違い
リホームによるトラブルは、
こういうことで起こります。
当社でも正直、こういうトラブルがありました。
(コミュニケーション不足←当社の説明が悪い。
お客様に完成後の状況をわかりやすく納得いくお話ができなかった)
その後、お客様に工事確認のうえ、工事を進めるようにしていますし、
必要な資料をそろえ、お客様に判断を仰ぐことをする時があります。
しかし、お客様の中には、お返事をいただけない方も稀にいますが。
満足のいく、リホーム工事をするコツ・・・
今の現状を踏まえ、コミュニケーションの十分に取れる信頼のおける施工業者に
お願いすることが賢明です。
そして、過度な期待をしない。
それは、建物の築後年数に応じたリホームしかできない。
言い換えれば、築後20年のお宅・・・言いかえれば、20歳の人間を
整形手術(リホーム工事)をして、生まれたての状況に戻りますか?
なのです。
知り合いのリホーム業者さんは、
生まれたてのおうちのようにリホームを望んでいるお客様に
お客さまの望む、生まれたてのようなリホームができなかったと。
お客様は、過度な期待を妄想の中でしたために、
リホーム業者さんの「キレイになりますよ!」の言葉を「生まれたてのようになりますよ」
に勘違いをされたそうです。
リホーム工事のトラブル・・・
避けたいものです
<<お問い合わせは、こちらから!>>
有限会社佃工建 建設事業部
TEL053-594-1590
FAXX053-594-6901
mail to: tsukuda-const@ka.tnc.ne.jp
Posted by かずみっち at 23:06│Comments(0)
│住宅コンサルティング
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